フランスの巨匠たちによるジプシー・
ミュゼットを中心とした素晴らしいステ
ージをブルーノートで堪能。
このメンバーでのアルバムはリリース
されていないので、今回のライブが
鑑賞できたことは非常に貴重なもの
となった。
ギターのビレリラグレーンは幼少期
から天才的なギタリストで、今回は
2回目の鑑賞であったが、ベース・
ドラムレスの中での伴奏方法が非常
に豊富で、ピックのみで全ての
ジャンルを弾きこなすテクニックは
圧巻であった。
アコーディオン奏者の
リシャールガリアーノはCDでもライブ
でも常にプレーが安定しており、
前回ブルーノートで観た時は
ニューヨークのベーシスト・ドラマー
とのトリオ編成で、緊張感のある
シリアスな雰囲気があったが、
今回は皆同郷ともあってか非常に
楽しそうに演奏していたのが
印象的だった。
ラグレーンとガリアーノが大好きで
ふたりのCDはいろいろ持っているが、
ライブでの迫力は、やはり生で観なきゃ
伝わらないですね。